2014年4月1日火曜日

2014年度 EBM勉強会 at 愛大

継続的に勉強会を続けると変化も生じるもんだな。2年前に大学戻ってきてから学生と論文読むようになって、CASP-Japanの形式にそって、ある医療判断を求められるシチュエーションの中で、論文を読んで医療決断をしてもらう。
もちろん、医療判断するにあたって一つの論文だけでは十分な判断は難しく、ガイドライン読んだり、システマティックレビュー読んだり、二次資料(UpToDateやDynaMedなど)読んだりしないと決断は難しい。
ただ、学生が論文を読む時間は随分短くなったし(論文に慣れたし)、学生自身が読みたい論文を自分たちで見つけるようにもなった。年度が変わると卒業するメンバーもいるし、またメンバーは変わるのだけど、今年はチラシまで作ってくれたみたい。さて今年はどうなるか、やっぱ英語の論文って学生からしてみると抵抗あるみたいだけど、脱落率50%ぐらいで継続できるといいなぁ。



初回のシナリオ。CAST studyをちょっとアレンジ。True endpointとSurrogate endpointを扱うにはよく使われる古典的な論文ですが、やっぱり学生とかにも分かりやすいテーマなので選んじゃいますね。

 Preliminary report: effect of encainide and flecainide on mortality in a randomized trial of arrhythmia suppression after myocardial infarction. 
 The Cardiac Arrhythmia Suppression Trial (CAST) Investigators.
 N Engl J Med. 1989 Aug 10;321(6):406-12.




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