頭頸部扁平状悲願の局所コントロールと、遠隔転移について。
放射線(科学)療法後(Radiotexerapy: RT)の患者に限ってなので、手術するか放射線治療するか施設により判断が異なるので、自施設でも結果を適応できるか分かりませんが。
Dragovic AF, et al.
Locoregional failure and the risk of distant metastasis after modern radiotherapy for head and neck cancer.
Head Neck. 2013 ;35:381-7. PMID
背景:
RTで治療した患者の遠隔転移のリスクは局所再発。ここ20年で治療の進歩(化学療法など)があり、遠隔転移のリスクがどうなったか評価する。
方法:
Retrospective analysis(1995〜2007年に治療)
根治的RT(±化学療法)の560人,上咽頭・副鼻腔癌は除外、術語も除外
化学療法の大半はプラチナ製剤
結果:
StageⅢ、Ⅳが83%
(T1/2/3/4 = 10/29/30/31%, N0/1/2/3 = 33/14/44/9%)
多変量解析の結果
リンパ節転移のステージ、局所制御が遠隔転移のリスクファクターだった。
縦軸は50%が下限でかかれてて、Note the break in the scale at 0.5 on the Y-axis.こういういう書き方するんですね。親切な気がしました。
治療後、外来でいつ画像検査するかとか考えますが、参考になります。2年ぐらいすると遠隔転移も落ち着くんですかね。
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