大学4年生の講義で京都大学の中山健夫先生の講義があったのでお邪魔してきた。EBMとは何か?から始まる講義で、大学でこういう講義あるんですね。
EBMとは
・Evidence
・周囲の環境
・患者の価値観
・医療者の経験
をもとに、ベターな判断をする(違ったらごめんなさい)ってことてのを触れてました。講義として大事なことを伝えてるな、と思う一方、臨床実習(ポリクリ)もしてない学生にとっては遠い雲の上のことで、実感は湧かないんじゃないだろうか・・・とも思いました。
まあ、ポリクリ生の相手してる臨床医の僕らが、EBMを伝える必要があるんでしょう。
個人的に一番インパクトがあったのは、 DIPEx-Japan の話
医療を受ける側の人々が、日々の生活の中で病気をどのように体験したかを紹介する、ってのが目的のサイトのようです。実際、病気になった人は、今後どうなるのか、どうしたらいいのか、ってのを悩まれますし、それを供する媒体があるってのは素敵です。
また、患者視点での病気との付き合いを記録したものとして闘病記があります。この闘病記などの患者視点データーベース化って話があると聞いて新鮮でした。(よく考えたら、学生時代に闘病記3冊読んで要約するってサークルで行ったけど、この一環だったのか?)
医療提供者と受給者との情報格差は果てしなく遠いですし、その間を埋めるのは大切だ(そしてこういう活動があるんだな)と再認識な90分でした。
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